Herbal Remedies

                  
 
 
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植物療法と補完代替療法

■西洋医学の限界

19世紀より有機化合物の化学合成技術が進歩して、抗菌剤などが発見されてきました。 染料の開発に触発されたといわれています。 薬局の棚に並んでいるように沢山の医薬が発売されるようになり、それなりに病気を治療できるようになりました。

しかし、ゆがんだ問題も出てきました。 「製薬会社の論理」というものがあり、患者が求めている医薬品が開発されてくるわけではありません。 製薬会社は営利企業なのです。道端にある薬草を集めてきて売っているわけではありません。 多額の資金を研究開発に投資しなければならなくなりました。見かえりの利益を求めるようになったのです。

しかし、患者個人にとってみては、自分の病気をなおす医薬品が欲しいのです。 製薬会社と患者は利益相反している点もあります。 患者にはセルフメディケーションで自分の病気を自分で治す権利があるのです。 その権利行使が Herbal Remedies なのです。植物療法と訳すとおかしいですね。

植物から抽出した精油を利用したり、ハーブの抽出物を経口で摂取したり、 植物の化学成分の生理活性により自然治癒力を高めることを目的とします。 健康を維持しようという植物療法(フィトテラピー〕は1万年前のエジプト時代から始まったといわれています。 その後、メソポタミアを経てヨーロッパの僧院医学で発達し、西洋医学の代替補完的な自然療法は現在に伝わっています。



■テラピーとレメディの違い

フィトテラピー phytotherapy とハーバルレメディー Herbal remedy とは意味が違います。ここで、therapy, remedy の意味は大違いです。 セラピーは医師等による診療を意味します。レメディーは伝承による伝統医療を意味します。 フランス、イギリス、ドイツ、べルギー、オランダなど、ヨーロッパでは、国家資格を持つフィトテラピスト(植物療法士)の資格があるという。 日本では医療の一部でしょうか。米国でも医師の資格を持つ人が行うときはフィトセラピーとよんでいます。 日本では医師の資格を持たないときは医師法とか薬事法との兼ね合いが問題になるでしょう。 この場合は、ハーバルレメディーと呼ばれるのです。ここで、テラピーとセラピーは同じ語源なので同義語とする。



■のこぎりやしの前立腺改善・縮小効果

のこぎりやし Saw Palmetto は前立腺肥大改善効果、排尿障害改善に用いられています。米国人男性の200万人が摂取している。 ヨーロッパでも数百万人が摂取している。代表的なハーバルレメディーだ。 前立腺がん治療に効果があるともいわれていたが、今では否定されている。 前立腺肥大や前立腺がんは男性ホルモンの分泌過剰が原因といわれている。 のこぎりやしの作用メカニズムに関心がもたれていた。

The journal of the American Medical Association に掲載された、のこぎりやしの二重盲検法による臨床試験の結果では、 のこぎりやし投与群とプラセボ投与群の成績はプラセボ群の方が良かったことを示している。 被験者は全部で369人で、年齢は45歳以上で平均は61歳。 伝統的に使われてきたハーブが現代医学で効果なしとの判定を受けたわけだ。 非科学的な時代に信じられていた植物の医学的効果・効能が、現代科学の前で否定されたことは衝撃的だ。



■植物療法の意味がわからない

植物は食品として利用される。馬は植物しか食べないが大きくなる。食品は医学的効果・効能をもたないと定義されている。 機能性食品という用語はある。ビタミン・ミネラルは植物摂取により得られる。 それで、植物を使って病気を治すという植物療法は西洋医学では理解できないのではないか。 その後米国では、植物性サプリメントというカテゴリーが出来て、植物の中の特定化学成分をとりだして濃縮して、 サプリメントにする技術が完成している。米国でも食品の扱いで医薬品ではない。 だから、現代科学では、植物と医療は矛盾する用語の組み合わせのように思える。 奥深い歴史の中での秘術を学ぼうということなのか。



■カルチャースクールプログラム

T. 今でも使われている古来植物療法でセルフメディケーション
 1:古来の植物療法が現代に受け継がれている例
 2:ワイルド又は無農薬栽培のハーブを用いるのはなぜか
 3:家庭でもできるメディカルハーブの抽出法を具体的に説明
 4:メディカルハーブの薬理学の研究は進んでいるのか
 5:アロマテラピー精油とメディカルハーブの一体化で統合民間医療の実現
 6:メディカルハーブの施術・治療は薬事法で可能なのか
  7: ハーブ利用の例として認知症治療などの臨床例紹介

■出席対象者
セルフメディケーションで自分の体質を変えたいひと、新規ビジネス・植物療法に興味があるひと、 不治の病気で苦しんでいるひと、健康食品会社の経営者を目指すひと、 薬学研究者、アロマテラピスト、チャレンジ精神の旺盛なひと、メディカルハーブ起業家、 自分や家族の健康に心配する人。

■本セミナーで得られること
補完代替医療、無農薬栽培の必要性、植物療法のアウトラインが理解できます。 ハーブ療法とアロマテラピーで一対になる手法です。



日程 2012年 01月 23日 月曜日 18:00-20:00 夜活でがんばる
時間的になるべく早めのスタートを心がけています。帰りが遅いとキツくなります。 夕方早めの 18:15--20:15 などの時間調整も可能です。詳細はお問い合わせ下さい。 便利な場所と時間を考えてやっています。ご意見もお聞きしています。 価格と開催日と時間は変更していきます。ページの記載が優先されます。
場所 カルフール
住所: 東京都渋谷区恵比寿4-6-1 恵比寿MFビルB1 JR恵比寿駅から歩いて3分
電話: 03-3445-5223
会費 16,800 円
簡易版お申し込み
会場の地図(PDF)
会費の振込みにより受講確認。会場の変更もあるので受講者は連絡がつくようにしてください。 メールなどで連絡をとりあって確認致します。メールが届かないときは携帯に電話します。 参加人数に関わらず実施します。事情により日程を変更する場合もあります。

セミナーについてのご質問は下記のメールアドレスまでお願いします。
■セミナー開催責任企業 有限会社 分子
TEL 04-7147-6872
代表者 藤田忠男 mail address
〒277-0841 千葉県柏市あけぼの1−8−20−601
About
■振り込み先 三菱東京UFJ銀行 柏中央支店 (店舗275) 普通口座 0119843  口座名:有限会社 分子 (ぶんし) ※セミナー参加費は申込み受付完了後、セミナー前日までに指定の銀行口座までお振込みでお願いいたします。 人数を確定したいので早めにお申し込みください。

■講師 理学博士 藤田忠男
■履歴 東京工業大学大学院博士課程で化学の理学博士号を取得し、エーザイ株式会社研究開発本部に入社。 薬事申請の担当者で、また医薬品開発研究に従事しました。Texas A&M 大学でポスドク。通訳を務めた。 帰国後は、医薬品開発の薬事戦略コンサルタント。アルツハイマー病薬などを開発。 研究者としてケンブリッジ大学、コロンビア大学、ヒューストン大学などの先生にお世話になりました。 英語が話せないと生きていけないようなところに自分を追い詰んで、英語エチケットと西洋文化を吸収。 現在は Forest Consulting (有限会社分子) の代表取締役です。



■ハーブ

人類の長い歴史で、薬草といわれて医薬として用いられてきたものが多くありますが、 現在では食材、ハ−ブとして取り扱われています。その中で,現代の医薬品として使用されていないものがあります。 また、ひごろ飲んでいる緑茶にも、有効成分が発見されてきています。 これらは、医薬としてはあつかわれず、食材として広く使われているからです。 歴史的に薬草として使われてきたものは、複数の化学物質として混合物であるものが多く、そのままでは医薬品として開発しにくいのです。

アロマテラピーという言葉をよく聞きます。アロマテラピーは「芳香療法」のことです。 ハーブや果実などから抽出される植物精油を用いた、暮らしや心の癒しをすることです。 アロマテラピーは、人間が本来持っている自然治癒力、免疫力を高め、ストレスや病気の予防、美容、健康に寄与します。 最近では、香りによる癒しを願う女性に人気です。アロマテラピーでも、植物性サプリメントを利用します。

日本では、ハ−ブの解説書が出版されています。料理の中にトニックとして加えることで、かくし栄養分か香りをもとめて、 使用しているものと思います。ガ−デンで栽培している写真がでています。 いまでは、ハ−ブは店頭で販売されてきているようです。日本でも栽培している農家もあるようです。 かなりの種類が、サプリメントショップで販売されています。 薬理的な効果などが明らかにならないと、健康サプリメントの主成分には処方できないのです。

食品はそもそも体によいもので、いまさらメディカルな効果があるともいえません。 メディカルというと、現代の医薬品と混同されるのです。メディカルハーブという言葉も今は使いません。


■ヨーロッパ起源で米国で集大成されている植物療法の民間医療

Complementary and Alternative Medication (CAM) は補完代替療法と訳され日本でも必要性は理解されてきました。 やはり西洋医学一辺倒では十分ではなかったのです。病気は心の問題でもあります。 薬の原点は植物です。植物の中に人間の命を救う化合物があると考えるのが植物療法です。

確かに西洋医学は画像診断法などに目覚しい発展を遂げてきました。 しかし、たとえば認知症やアトピー性皮膚炎などの治療はいまだに困難になっています。 これらの病気の根本療法はなく、対症療法が主な治療法で原因療法は開発できない状況です。 とりあえずの痒い症状を抑えるのなどが役割です。赤い顔をしたひとを多く見かけます。病院に通っても治療法はないのでしょう。

がんは死亡率の高い病気です。現在の西洋医学は完全なものではなく化学療法や放射線治療法もありますが、 Complementary and Alternative Medication (CAM) の発展も望まれています。 特にがん患者には精神的・肉体的な痛みを和らげるなどのケアが必要でアロマテラピーが望まれています。 植物化学成分は医薬品の起源ですが、緩和な効果をもつメディカル・ハーブを利用する植物療法の見なおしも必要なことなのです。 製薬会社の利益につながるビジネス中心の医療に偏らない伝統医療の見なおしが必要になりました。

西洋医学の医薬品は保険支払いのために厳しい承認申請制度があります。 人類の歴史の中で発見され語り続けられた植物療法があります。 薬効が逸話として残されているものもあります。 米国ではメディカルハーブは植物性サプリメント Herbal supplement と呼ばれています。 日本では薬草を煎じる習慣はありました。民族が生き残る知恵でした。 実際は薬草の中から生理活性成分を抽出して濃縮してサプリメントにする場合もあります。 植物を乾燥させてハーブティーで飲茶することもあります。 細かく切って料理のスパイスとして使う場合もあります。仏教では医食同源という言葉があります。 植物はクスリであり、それらは植物療法と呼ばれているものなのです。 現在においても、アルツハイマー型認知症などのメンタルな病気は治療法がありません。 患者を癒す方法は伝統医薬の中から探すしかありません。 ローズマリー精油による嗅覚刺激やローズマリー抽出物が民間医療治療薬として利用されています。 治療法もないので医師は助けてくれません。 手におえなくなれば、単に精神病院か介護施設に送られてしまいます。 便利な医療社会になりましたが、患者にとって若いときの健康体に立ちかえることができるのでしょうか。 西洋医学の限界が介護施設に現れています。生き長らえて廃人のようになってしまいます。伝統医療は誰が行うのでしょうか。 私達が伝統医療を受け継いでいかなくてはならないのです。 伝統医療すなわち植物療法に興味をもち自身および家族の心を癒してください。 外科手術が必要な場合もあります。このときは覚悟しましょう。

医薬品は作用が強いのですが副作用も無視できません。 ハーブは作用も緩和ですが副作用は見られません。ただし、ハーブでも摂り過ぎは奨められません。 植物療法は人類古来の知恵です。化学合成による医薬品ですべてが解決できるわけではありません。副作用被害も拡大しています。

メディカルハーブは多種類です。 メディカルハーブの薬効調査の仕方がわかり、タネの入手先、栽培法の事前調査がわかれば、ハーブ栽培が出きるのです。 そのハーブを煎じて飲んで自分の持病が治せるかもしれません。まさに、時給自足の生活も楽しみのひとつではありませんか。 メンタルの病気には、自然の生活に触れることがよいようだ。補完代替医療では医薬品の治療では期待できない病気に対応しているのです。

アロマテラピーと植物療法は両輪になります。同じ植物から精油が水蒸気蒸留法などで採れ、また伝統医薬品が抽出されるのです。 精油と伝統医薬をもって統合的な民間医療ができるのです。


■完全ではない西洋医学

西洋医学が完全ではないので、植物療法や補完代替療法に興味をもちました。 特にこの5年間はメディカルハーブを調査してきました。 書き残された古書を読んで米国の医者が過去の薬を再発見しています。 化学合成の医薬品開発には限界があります。 遺伝情報という核酸のヌクレオタイドだけを解析しても、 生体の分子構造を精密に解析できていないので医薬品は開発できないこともわかりました。 アンチエイジングの延長に認知症やがんの治療があります。 生体の中でラジカルが悪さをしています。 このラジカルのために細胞が老化して多くの病気が引き起こされるのです。 たとえば、植物療法では認知症を根本治療する植物化学成分を探すことが大事です。 現在ではメディカルハーブ栽培農家と提携してハーブを栽培しています。メディカルハーブの市場性を作りましょう。 天然のハーブに触れて匂いを嗅ぐことで病気の改善によい。嗅覚刺激で大脳の中枢が刺激されるからです。 ハーブは食品なので経口摂取できます。体によいのです。


■セルフメディケーション

セルフメディケーションは自分の体は自分で守るということです。病気にならない健康体を維持することが大事です。 老化のメカニズムもわかってきました。いたずらに老化しないようにしましょう。 病気がち、持病があれば長期的に直しましょう。自分の体の医者は自分なのです。自分の体の体調変化に敏感になってください。

心配している病気のメカニズムを知りましょう。病院で処方されている医薬品で完治できる見とおしがあるのだろうか。 簡単に調べられます。そして治療の糸口について考えましょう。 いままでのメディカル・ハーブで役に立つものはあるだろうか。文献を探してみましょう。 たいていは、古いハーブは米国で販売されています。 現代人はメディカル・ハーブの効能・効果を忘れてしまったようだ。インカ帝国を忘れ去ったように。 いっしょに勉強しましょう。

重篤な病気になったら病院で強い医薬品を処方してもらうしかありません。メディカルハーブでは間に合わないのです。 それでメディカル・ハーブと医薬品とは競合するものではないのです。



■薬用植物利用で注意事項

薬用植物の利用としては薬膳、薬茶、薬 酒、薬湯があります。 また、その目的に応じて、 薬効を最優先するもの、 健康志向のもの、 楽しむことを目的とする利用法があります。

薬用として用いるときには、十分な薬学的知識が必要で、利用方法(量、回数など)を確認してください。 料理のスパイスとして用いるときなどは、各自の体調と嗜好に合わせて利用すればよい。

薬用植物を利用する際には、素材と個人の体調の調和をとることが大事である。 薬用植物の作用は個人差がある。アレルギー反応が強く出るひともいるでしょう。

また、薬用植物の利用には薬事法と酒税法の規制があります。 薬事法に関しては、自家消費においてはこの法令に抵触することはないが、 販売を行う場合は医薬品として定められているもの(薬事法第2条第1項)は販売が禁止されている。 一方、酒税法では、薬草を利用したリキュール(以下薬草リキュール)を自家消費することは認められているが、 一部材料として認められていないものもある(酒税法第7条、第43条第9項、第10項、同法施行令第50条、同法施行規則第13条第3項)。 この中には、穀類(コメ、ムギ、アワ、トウモロコシ、コウリャン、キビ、 ヒエもしくはデンプン又はこれらの麹)とブドウ(ヤマブドウを含む)があり禁止されている。 また、飲食店、宿泊施設等で、自分で作った薬草リキュールを他人に試飲してもらう場合は、自家消費にならず、 無償であっても違法行為となる(酒税法第7条、第43条第1項、第9項、第54条、同法施行令第50条、同法施行規則第13条第3項)。

お茶、リキュールの製造ステップは、@材料の入手、A前処理、B乾燥、C調製、D保存に分かれる。



■メディカルハーブ栽培農園の見学

大学の薬学部には薬用植物園があります。アロマテラピーでは一度は訪ねてみたいハーブ農園です。 都会ではガーデンをもつことはできないのが実情です。 メディカルハーブ農園を尋ねて栽培方法などを聞いて勉強しましょう。無農薬栽培の苦心も聞きます。 タネの植えかたも聞いてみましょう。プロの農家の主人に聞きます。株を小分けして鉢植えにして分けてもらえます。 農園の準備が整いしだい実行します。メディカルーハーブの成長具合や天候で時期を決めていきます。

植物療法は文献研究に終始しがちです。しかし、野生の植物を採集することも必要だし、無農薬でハーブを栽培することも必要です。 それを採取して医薬にするプロセスも大事です。日本ではアジアの植物療法は生薬学でまとめられていました。 西洋由来の植物療法は文献が乏しく研究は困難ですが、ヨーロッパ経由ではなく米国研究者由来の研究資料が入手できます。 実際に米国では植物療法が医療に現場に利用されています。 米国ではサプリメントのカテゴリーで食品に分類されることになります。植物性サプリメント Herbal supplement とも呼ばれているものです。 医療費削減に貢献していると言われています。

このように、日本では植物療法 Herbal Remedies の研究者は少なく論文も希少です。臨床試験データも多くはありません。 それゆえ西洋医学では認められる存在ではないのです。

Forest Consulting site では、茨城県つくば市研究学園にあるハーブ農場と提携しています。ローズマリーなどを栽培しています。 農園実習は農場や天候の都合もあり計画中です。日程は未定です。秋葉原発のつくばエキスプレスでハーブ農園に行くことができます。 ローズマリー抽出物製造の実験も計画中です。



■メディカルハーブが医薬品ではない理由

メディカルハーブは自然素材をそのまま使っています。古くからの伝承です。 医薬品開発は化学合成で大量合成することを考えます。世界中の患者に安定供給しなければなりません。 進行の早いがんなどには強力な速効性の薬剤が必要です。 メディカルハーブはこのような基準に合わないのです。 医薬品ではないので保険適用ではありませんが、米国ではサプリメントとして広く流通するに至っています。 人間は植物を医薬として利用してきました。その伝統が今にも伝わっているのです。 それでメディカルハーブは民間医療として使われているのです。

メディカルハーブはヨーロッパでは医療に使われています。 たとえば、イチョウの葉エキスはドイツでは認知症治療薬として承認されています。 ドイツでは、処方箋薬になっているのですが、 同じメーカーの製品が日本では健康食品で販売されていますが保険適用ではありません。 メディカルハーブは抽出のときにアレルギー成分が残留していることがあります。 敏感なひとは注意してください。経口摂取では少しの量を飲んでみて様子をみてください。

ガランタミンというメディカルハーブがアルツハイマー型認知症の治療薬で承認され、 日本では保険適用になっています。メディカルハーブが医薬品として承認を取ることは容易ではありません。 伝統医薬として数百年以上の実績があるものでも、 現代の薬事法にもとづく臨床試験で効果が証明されなければなりません。 製薬会社は利益偏重なので化学合成の新規化合物を医薬品として開発する傾向にあります。 メディカルハーブは伝統医薬として使うしかありません。


■メディカルハーブのアレルギー反応

花粉症で悩んでいるひとは多いのですが、同じように、メディカルハーブのアレルギー反応もあります。 ハーブはスキンケアではないのでパッチテストはできません。 始め、少量だけを摂取して2,3日の期間で、体の皮膚の状態を観察してください。 錠剤であれば歯で半分に割って、片方だけを飲んでください。 体が赤くはれたりすると、そのハーブのアレルギー反応が出たので摂取を中止してください。 アレルゲンを除去した製品を出荷している企業もあり、アレルゲンを含んだままの製品を出荷している場合もあります。 たいてい、同じ製品で価格が違う場合は、アレルゲンの除去の条件が違っているようです。

右の写真はきれいに咲いたラベンダーの花。植物は自分を守るために多くの化学物質を有しています。 人間はそれを医薬品として利用させてもらっています。植物に感謝です。



■修道院の僧院医学

キリスト教の修道院、特にベネディクト派では「祈りと労働」を2本の柱に、修道士が共同生活をおくり、 「隣人愛」の精神のもとで旅行者・貧者・病人・高齢者を助ける施療院・薬局といったものが運営されていました。 キリスト教社会では「修道院医療」が存在していたのです。

ここで紹介するゼーリゲンシュタット旧修道院はフランクフルトの南東約25 kmに位置します。 西暦828年に基礎が置かれたベネディクト派の修道院でしたが、1803年の教会財産の世俗化(没収)で修道院としては解体されてしまいました。 その後、ヘッセン-ダルムシュタット侯の所有となり、現在ではドイツ連邦ヘッセン州の管理のもとで修道院施設の復元が進められています。 修道院の庭には近年薬草園が設置され、13の用途に分けて、それぞれの効用を持つ薬草が栽培されています。当時の薬草園が残っているのではありません。 修道院は破壊されてしまったようです。 その分け方には、胃腸の病気・皮膚の病気・リューマチ・婦人病といったもののほかに、 抗鬱・有毒植物・ホメオパシー・香辛料といったものも見られます。有毒植物は裏をかえせば医薬品として利用価値が期待されます。

ハイデルベルクから30qほど北にあるロルシュ旧修道院は8世紀に設立されたベネディクト会修道院の遺構です。 13世紀にマインツの大司教領に組み込まれるまで、 北は北海から南はアルプスまで勢力を及ぼした、帝国直属修道院でした。


■中世僧院医学の薬草園

中世の修道院は、キリスト教の隣人愛の精神で、医療を行う場でもありました。 795年に書かれた「ロルシュ医学書(Lorscher Arzneibuch)」はドイツの地で書かれた現存する最古の医学書です。 のちにライヒェナウ修道院長を務めたのはヴァラーフリート・ストラボ(Walahfrid Strabo, 809-849年)でした。 書き残した「小さな庭(Hortulus)」という詩を元に、1981年以降、ロルシュ修道院の敷地内に中世の処方に使われた薬草園が置かれています。 中世の薬草がどのようなものが使われていたのか興味があります。処方は文献に記載されているようで、 現実的に栽培できるかどうか。



■セミナー Q&A

Q: セミナーの申込方法について教えてください。
A: 弊社ホームページ内、申込書にご記入の上、ファックスもしくはメールにてご返送ください。お申込みを確認次第、弊社より受講票・入金案内等をメールにてお送りします。

Q: 社内の複数名で参加したいのですが、申込書は1枚で良いですか?
A: 受講者様1名につき1枚ずつご用意いただきますようお願いいたします。

Q: 受講料の支払い方法は?
A: 原則として、受講料は銀行振込でお支払いください。申込書による受講申込みが確認でき次第、弊社より振込先口座の情報が記載された入金案内をメールにてお送りいたします。 受講日の前々日までにお支払いください。

Q: 入金後のキャンセルは可能ですか?
A: 入金後のキャンセルによる受講料の払い戻しはいたしかねますのでご了承ください。お申込者様が出席ができなくなった場合は、代理の方のご出席が可能です 。その旨を弊社までご連絡ください。

Q: 法人ではなく、個人での参加は可能ですか?
A: 個人としてのご参加も可能です。

 
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